background-image:url(https://blog-imgs-138.fc2.com/m/o/o/moonlight171/leaves-pattern.png); ChuSinGura46+1-忠臣蔵46+1- - 美少女ゲーム感想

ChuSinGura46+1-忠臣蔵46+1-

テル

テル

エロゲ界でも傑作と名高い【ChuSinGura46+1-忠臣蔵46+1-】、いよいよプレイを開始しました。
元々興味はあったのですが、なかなか手を出せずにいた本作。
冬にはインレの新作が出ることから、「なるべく早く手を付けておきたいなあ」という思いが強くなりました。 旬って大事!!
まだまだ序盤なのですが、ストーリーが大分長くなる予感がするので感想を章ごとに綴っていきます。

top_R.jpg

以下、本編のネタバレを含みます。
「忠臣蔵って知ってる??」、「ああ、20年ぐらい前にクレヨンしんちゃんでそんなような話があったよね。」
私の中で忠臣蔵の知識はこの程度でした。
しんちゃんにしてはやけに小難しい話で、ようわからんなあと子供ながらに思ったのを今でも覚えています。
プレイ開始時は登場人物の多さとヒロインたちの複雑な名前でかなり不安になっていましたが、数時間もプレイすれば慣れますね。
キャラの関係を忘れたら人物録も手軽に見ることができますし、新設設計です。

ストーリーは主人公、深海直刃が現代からタイムスリップして江戸時代に飛ばされるところから始まります。
赤穂事件のことを歴史上の事実として知る主人公が、実際の事件が起こる前に飛ばされて右往左往するというのは良いですね。
最初は戸惑いながらも平穏な暮らしを送っていた主人公ですが、浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷事件を境に物語は一気に動きだします。

3.jpg

主君である浅野内匠頭を守れなかったことに涙を流す堀部安兵衛。
我、号泣・・・。
ADVをやっていて涙すること自体は、私の中で特別珍しくないのですが、こんな序盤も序盤で泣くなんて・・・
まだキャラに愛着もなく、もっと言えば名前すらあやふやな状態だったのですが、ここはなあ・・・
この時点で登場人物とのシンクロ率が振り切れてましたし、演出も最高でした。
1章のラストで大石内蔵助が頭を下げるシーンもありましたが、あっちもウルっと来ました・・・

4.jpg

1章全体を通して「ガチ」で斬り合うのは吉良邸討ち入りのラストシーンぐらいなのですが、真剣でなくても十分魅せる戦闘シーン。
中でも直刃と安兵衛の決闘は熱かったですね~
特に二度目は良かったなあ・・・
竹刀を使っているにも関わらず、直刃が死ぬまで止まる気配のない安兵衛。
対して直刃は前回の敗北を受けて見事一矢報い、勝利します。 いや~、熱い!!

1.jpg

そして吉良邸へ突入。
犬猿の仲である不破数右衛門と背中を預け合うワンカット。
王道ですがやっぱり良いですわ、最高の展開。
公式サイトのサンプルCGがあまりに凶悪面だったので、てっきり敵サイドだと思っていました、不破数右衛門。 ごめんよ・・・
蓋を開けてみれば忠義に厚く、頼りになるお姉さんキャラといった感じでした。
彼女達の存在があるからこそ、「味方がピンチになっても直ぐに逆転できる!!」と安心して読み進めることができました。

そして上野介を討ち取り、めでたしめでたし・・・、とはならない!!
これには私も驚いたのですが、なんとループ物!! 来てしまったか、ループ物=傑作の法則が・・・
記憶は引き継がれたまま、直刃は再び赤穂事件の起こる前に飛ばされます。
確かに1章では裏で糸を引いていた人物までたどり着けていませんし、呪い云々に関してもまだまだわからないことばかり・・・
ここからどんな展開が待っているのか、楽しみでなりません。 しかし、初っ端からフルスロットルやな!!


記憶を引き継いだまま、再び赤穂事件に巻き込まれていく直刃。
吉良を討てば呪いは解ける(らしい)のですが、前回は吉良の呪いが内蔵助に伝染してしまっていたため、元の世界には戻れなかったようです。
ここら辺はまだ裏がありそうですね。 直刃を裏で操っている、所謂黒幕的な存在もこの2章で明らかになりました。
彼女も直刃と同じく記憶を引き継いでいるのかな・・・?? 吉保さん、完全に操り人形と化してますし・・・

5.jpg

2度目の世界では直刃は急進派に組みします。
元々は一人で吉良を討ち、全てを解決させるつもりだった直刃ですが、事はそんな簡単に進むはずもなく・・・
吉良のもとへ向かう道中で安兵衛、郡兵衛に捕まりあっさり連れ戻されます。
今回は直刃の立場が1章と異なり「吉良を討つ」というものだったので、お家再興を目指す内蔵助と行動を共にすることはありません。

1章ではいつの間にか脱盟していた郡兵衛ですが、急進派の視点からだとそこに至るまでの過程を深く掘り下げられます。
仕官の話を断れない立場にある郡兵衛、対してお家再興を第一に考える内蔵助。
内蔵助の胸中を知る直刃としては、この立ち位置は辛いだろうなあ・・・ 
郡兵衛は焦りから単身吉良邸に突入してしまいますが、返り討ちにあってしまいます。
1章で郡兵衛をはじめて見たときは、熱い志を持つ赤穂藩の一員といった印象だったので、脱盟の話がいきなり出て驚いた記憶があります。
まさか裏でこんなやり取りがあったとは・・・

8.jpg

2章のヒロインは安兵衛、ということでメインシナリオでも大活躍です。
相変わらず決闘のシーンは格好良いなあ・・・
肉を切らせて骨を断つ、勝利のために迷わず腕一本を犠牲にできるその覚悟、やっぱり強いですね。
しかし、内蔵助は安兵衛のこの性格を見越したうえで数右衛門と決闘させた節があります。
他人が聞いたら荒唐無稽としか思えない直刃のループ話を、一考の価値ありと最初に判断していたのも内蔵助ですし、先読みと判断力に関しては彼女の右に出るものはいませんね。

6.jpg

物語の中ではじめて同士の死に触れる直刃。
「武士道とは、死ぬことと見つけたり」、剣は持てなくても武士としての生き方を貫いた小平太。
やめてくれ、泣いてしまう・・・
自分の余計な手回しで小平太を死なせてしまったと思いこむ直刃、違うで、お前のせいやないで・・・・
ここが彼の大きなターニングポイントになるのかな・・・
これまで人を斬ることに抵抗を覚え、命がけの戦いの中でも峰打ちをしていた直刃。
ですが小平太を死に追いやった清水一学と斬り合ったときは躊躇なく取りに行ってました。 実際腕一本斬り落としてますし・・・
妹分を殺された憎しみはそれだけ強いということですね・・・ 
次の世界で再び一学と出会ったときに、自分自身を抑えられるのかが気がかりです。

7.jpg

敵の術中に陥り洗脳される安兵衛、直刃は安兵衛の討ち入り装束を纏い斬り結びます。
前の世界では圧倒的な強さを誇った清水一学を一人で追いつめるあたり、直刃の力はどんどん上がってますね。
内蔵助が倒れる中、なんとか安兵衛を正気に戻す直刃でしたが、ここで再び命を散らします。
赤穂事件の裏で蠢く黒い影、解けない呪い、繰り返される世界、いくつもの試練が直刃に降りかかります。
次は3章、冒頭から衝撃のシーンでした・・・ 毎回魅せ方が上手いですわ・・・ 


【百花魁編】
3章をクリアしたのは大分昔なので細部は忘れてしまっていますが、主税がひたすら可愛かった印象です。
二度のループを経て剣の腕も格段に向上した直刃、そんな直刃に一目惚れってのがあの主税だと思うと中々にニヤけます。
態度の変化が極端すぎて「デレってレベルじゃねぇ!!」とプレイ中に突っ込んでしまいましたが、これが本当の姿なのかもなあとも思ってみたり・・・

忠臣蔵2_R

ラストの新八郎との一騎打ちはこの作品最大の燃えポイントでした。
恐らく直刃が最も強かった瞬間です。
眼帯を外してから本気!!というのは王道ではありますが、だからこそ熱い。

エンディングでは直刃も元の世界に戻り、赤穂浪士達は忠実通りその命を散らす。
物語の結末としてあまりに綺麗だったので一旦ここで満足してしまいました。(オイ


【仇華・宿怨編】
続く4章では敵側視点、ヒロイン??は一学となります。
最終章に向かうための「繋ぎ」のお話ですかね。
忠臣蔵を別視点から切り込んでみたり、黒幕をあぶりだす為の下準備をしたり・・・
これまでの章と比べるとおとなしいイメージでしたが、先の読めない展開でグイグイ惹き込まれました。

忠臣蔵3_R

小平太の時言ったはずだぞ・・・ やめてくれと!!

お初が不憫すぎる・・・
平左衛門には正直同情できなかったというか、自業自得ですし・・・
お初を売り飛ばしたあたりで「あれだけ可愛がっていたのはなんだったのよと」怒り心頭でした。
確かに酒の影響はあるのかもしれませんが、そこまで正気を失っちゃアカンよ・・・

忠臣蔵4_R

一学、というより一魅は芯が強すぎますね。
直刃が何度もループして江戸時代になんとか順応していった中、一度目の世界でここまで覚悟が決まっているとは。
お初のことがあってから大分弱っていましたが、自分の目指すべき道を最後まで見失わずに戦い抜いた姿は凛々しかったです。


【刃・忠勇義烈編】
最終章、黒幕との決戦です。
さあ、どうやって風呂敷をたたんでいくのかと身構えたのですが、始まりは平穏でした。
この章の一番のポイントは「直刃の心情描写が中盤まで全く出てこない」ということです。
これまでは彼が何を考えて、その結果どう行動しているのかがわかる構成でした。よくある、というか普通です。
今回は彼の思惑などがほとんど描写されないので、何をするつもりなのか中盤まで見えてきません。
一見すると右衛門七と平和に暮らしてるだけに感じますが、所々で何やら企んでる様子が伺えます。

忠臣蔵5_R

これまであまり触れられなかった右衛門七の成長に焦点を当てた最終章。
確かに右衛門七は毎回討ち入りの時にいつの間にか別人のようになってました。
その理由が明かされる修行の日々。
犬を渡された時に嫌な予感がしていたのですが、やっぱりそうなるよなあ・・・
お師匠さん、普段ヘラヘラして何も考えてなさそうな人ですが、潜ってきた修羅場が違いますね。
右衛門七の弱さを一瞬で見抜き、修行と精神の両方を鍛えるプランをあれだけ早期から仕向けていたというのは流石です。
登場したのは最終章だけでしたが、とても良いキャラでした。

忠臣蔵6_R

直刃と一学の共闘により、いよいよラスボスが表舞台に・・・

おそらく皆が感じたであろう一言、「お前誰だよ!!」、まあしょうがないですよね・・・

これまでの敵、そして味方入り混じっての決戦。
戦力が違いすぎてちょっとラスボス側を可哀想と思ってしまったヨ・・・ 安兵衛、一学、新八郎チームとか勝てるはずがない!!
戦闘シーンが熱い本作品ですが、ラストバトルはこれでもかって程グリグリ動かしてくるので素晴らしかったです。

黒幕の野望は潰え、エンディング。
3章のように忠実通りの切腹ではないですが、これはこれでアリです。
ここから次回作に繋がるのかな??


【総評】
全体的にクオリティーが高い、近年稀に見る良質ADVでした。
特に戦闘描写、BGMはピカイチです。 どの章でもクライマックス級のバトルが必ずあります。
ループ物ということで、主人公が何度も挫折を味わい、そのたびに強くなっていくという過程が丁寧に描写されてます。
個人的にループ作品は大好物なので、これだけでもとても惹き付けられました。
唯一の難点といえば、やはり3章が完璧すぎたことですかね・・・ 
あれがエンディングとして完成され過ぎていたので、4章前半は少し中弛みしました。
それでも5章での右衛門七の成長物語からはまたやめ時がなくなってくるあたり、作りが上手いなあと感じます。
次回作も購入済みですので、年末辺りにでもインストしようと思います。 MIBUROもやらないと!!
Posted byテル

Comment 2

There are no comments yet.
@まさん

初コメント失礼します。

おぉChuSinGura46+1をプレイ始めたんですね!

序盤から飛ばした展開で本当に面白い作品でしたね。
プレイ時を思い返しながら楽しく読ませていただきました。

そして前々からテルさんのブログはよく見ていたので
ぜひ相互リンクできればと思うのですが大丈夫でしょうか。

  • 2017/09/26 (Tue) 22:42
  • REPLY
テル

Re: 初コメント失礼します。

コメントありがとうございます!!
ChuSinGura46+1、噂に違わぬ面白さでクリックが止まりませんよ。
現在3章に突入しましたが、早く先に進めたくてウズウズしております。

相互リンクの件ですが、是非ともお願い致します!!
私もまさんさんのブログにはお世話になってます。
まさんさんとはエロゲの嗜好が似通っているので、度々参考にさせてもらっています。
今後ともよろしくお願いしますね^^

  • 2017/09/27 (Wed) 21:26
  • REPLY